黄色いPANSY

先生「君は精神年齢が高すぎる」

 

ふと昔のことを思い出す時があるんです。

小さい頃のことや、まだ学生だった頃のこと。

自分の記憶に綺麗な思い出があることが少なくて、結構ネガティブなことを思い出すことが多いんですが…。

いや、楽しいことも良いこともあったんですけどね!感性がネガティブなもんで。。

 

 

 

 

 

小学生の頃に同級生の男の子をからかって泣かせてしまって、担任の先生に呼び出されたことがありました。

 

男の子を泣かせている時点でもう笑っちゃう。なにやってんのさ自分。笑

 

それで、そのお説教中に先生に言われた一言が胸につきささっていたんです。

それが、

 

 

 

「君は精神年齢が人より高すぎる。」

 

 

 

 

 

 

う〜ん。

 

 

それ言われて、最初は

「セイシンネンレイってなに??」

ってなったんです。

 

でもなんかもうその数分後には泣いてたんです。

なんか深い意味は分からないけど、見透かされたっていうか、確信を突かれたというか。

 

ショックとはまた違った感情。

 

 

「君は性格に難がある。」

とかならまだ、単にショックを受けて泣きだすと思うんです。

でも、そんなことよりももっと深いとこをえぐられた感じがあったんです。

 

 

 

昔っから周りに合わせることが苦手で、集団行動とかも嫌ってきて、学生特有のキャピキャピ感が無かった私。

 

「なんで皆んなと一緒に楽しく笑えないんだろうな〜」

とか、漠然と思ってた。

 

体育祭とか文化祭で盛り上がる人達を、どこか冷めた目で見てたり。

 

とにかく、周りとはしゃぐことが苦手だった。

 

 

内心、楽しそうにしている皆んなが羨ましいなーとか思うこともあって、それに混じりきれない自分が嫌になることもあったりして、自分自身もかなり悩んでいました。

 

 

 

 

まあ自分のそんな態度が、大人からみたら可愛くなくて「変に大人びた子供」だったのかなって。

 

 

 

「落ち着いてるね」とか「大人びてるね」とか周りから言われることは多かったけど、それをポジティブに捉えることがどうしてもできなくて、正直嫌でした。

 

「自分だって皆んなと一緒に心からはしゃぎたいよ!!!」

とか思ってました。

 

そんな気持ちとは裏腹に冷めた目をしてたんでしょうね。

もう、心と体は一致しない。ほんとにもどかしかった。

 

自分らしさを受け入れきれなくて、違う自分を演じようとしてストレスになってたこともありました。

 

 

でもあの先生の一言が、今思えば「私らしさ」を教えてくれてたのかなーとも思います。

 

 

それをね、ポジティブに捉えて突き進めば良かった。

 

なんでも捉え方次第なのかなって。

 

 

 

 

 

小学生だった私に対して、あのことをわざわざ告げた理由は何だったのでしょうか。

 

 

それが良い意味だったのか、そうではないのか。

 

分からずにとっても悩みました。

 

周りとは少し違う私を認めてくれてたか。そうではないのか。

 

 

 

 

 

 

 

人に言われたことって、深い意味がありそうでなさそうだってことをつくづく思います。

 

まあたぶん私の思い込みの癖はずっと治らないですね。笑

 

 

 

こんな事を考えていた最近でした。

 

 

おやすみなさい。