親の再婚を言い訳に病まない
私は母親と血が繋がっていない。
お父さんが再婚して、今のお母さんがいる。
でも再婚したのが私が1〜2才の頃なので、お母さんのイメージ今母しかない。
物心ついたころ、お母さんの事をまだ「お姉ちゃん」って呼んでて、違和感すら感じてなかったもののそういう家庭なんだとは察していた。
「お姉ちゃん」から「お母さん」に呼ぶのを変えたことも覚えている。
母「そろそろお母さんって呼んでほしいな〜〜」
私「え?言いよるじゃん!ママーーーーっ!!」
母「いや、ママじゃなくてお母さんがいい」
私「ごめんw w」
みたいな会話をしたのが始まり。
小さい頃だし、今母の記憶しかないんで別に呼び方を変えるのくらいどうってことなかったかな。
でもこれが思春期だったら、なかなか簡単に「お母さん」って呼べなかったんだろうなあ。
たまに親の事(特に母親に対して)を下の名前で呼んでいる人いるけど、どういう経緯なんだろう。
そんなことはどうでもよくて。
やっぱりね、
実の母じゃないってことはかなり言い訳に使ってしまうんだよね。
下の兄妹2人は今母の遺伝子。
兄妹でうんぬんとかは全くないんだけど、ふとした時に自分と下2人を比べては、
「ああ〜やっぱり自分の(産んだ)子どものほうが可愛いんでしょ」
って拗ねてみたり、
「(学校行事とか部活の試合とか)自分の時は来てくれなかったのに」
とかやけに託ける。
たぶん自分で
「母親からは捨てられる運命なんだ」
っていう思い込みがそう考えてしまう原因なんだろうなって思う。
一回母親に立ち去られてるから、気にしてないようでトラウマになってる。
だから、母親ってポジションの人を敵対視しようとしてるだけ。
でも実際見捨てられるどころか拾われてるし、お父さんはいるわけだからそんなに思い詰める必要なんて全くないはず。
お母さんからしても同じように、
「やっぱり産んだお母さんじゃないからかな」
みたいに思ってるって絶対。
その感情が我慢ならずに暴力とかモラハラに走ってしまう人もいるけど、そのやり方じゃ永遠に分かり合えないから。さらに溝が深まるだけ。
別に離婚したことが悪いわけでもなくて
再婚したことが悪いわけでもなくて
自分の考え方次第なんだと思う。
親を責めたければ責めればいいけど、
実際責めたところで辛くなるのは自分。
何にも解決しないし、気分が良くなるわけでもない。
受け入れてしまったほうが何倍も楽になれる。
恵まれてない、なんて思ってるうちはいつまでも恵まれないんだよ。
なんで親が離婚してしまったのか、そこにはちゃんとした理由がある。
「子供の為」っていう決断もあるし、親はいつだって子どもの幸せを願ってくれてるはずなんだよね。
そして、その「子どもの幸せ叶える」為のバトンを受け継いでくれたのが今母。
うんうん。こう考えれば自分ってすっごく恵まれているじゃないか。
親の再婚で環境が一気に変わるかもしれないし、
前より辛い思いをしてる人もいるかもしれない。
でも自分が大人になったら絶対、自分の子供には同じ思いはさせない。
すごく真面目〜な回になっちゃったけど
最後まで呼んでいただきありがとうございました☆